件名なし
うちのオトンがね、アンバーに好きな人が居るらしいんやけど
その名前をね、忘れたらしくてね
でまぁ色々聞くんやけど、わからへんねんな。
「わからへんの?ほな俺がね、オトンの好きな子ちょっと考えてあげるからどんな特徴言うてたかって教えてみてよ」
身長高くてな、麻雀とかギャンブルする子らしいねん
「おーそれは夏子やないかい。その特徴は完全に夏子やがな。すぐわかったやん、こんなんもー」
でもちょっとわからへんのよなー
「何がわかれへんのよー」
俺もな、夏子やと思うてんけどな
オトンが言うには
お客さん万人に受けてセクシーで人気って言うねんな。
「あー。ほな夏子とちがうかぁ。あれが万人にウける訳ないもんなぁ
好かれるのは童貞とトビのお客さんだけやもんな
あの手のタイプはアンチとファンが半々で居るから丁度ええねん。ほな夏子と違うがなー」
そやねん
「ほなもう一度詳しく教えてくれる?」
オトンが言うにはな
タバコ好き過ぎて、お客さんが気を遣って火を付けてくれたり灰皿を変えてくれるくらいヘビースモーカーらしいねんな
「夏子やないかい、週末の1時くらいになると1箱吸い終わってボーイさんに二箱目買いに行かせるんやから!
雀荘でストローでジュース飲みながらタバコ吸ってたらどっちがどっちかわからん事なる女やあいつは。その特徴は夏子で決まりやないかい」
わかれへんねんなー
「何がわかれへんのよー」
俺も夏子やと思うてんけどな
オトンが言うには
死ぬ前に最後にあの女を抱きたいって言うねんな
「ほな夏子と違うやないかい!あの女は寿命にまだ余裕がある時だから抱けるんやないか。
最後くらいは夢でガッキー抱きたいがな!
ほなもうちょっとなんか言うてなかった?」
オトンが言うにはな
声がデカすぎて卓上の会話が周りに丸聞こえだって言うねん。
「夏子やないかい。あんなにステレオタイプな女他におらへんがな!
タバコに火をつける3秒間しか黙っておれへんタイプやねん。夏子に決まり、そんなん」
わからへんねんなー
「なんでわかれへんのよ」
オトンが言うには、本田翼に似てるって言うねんな
「ほな夏子と違うやないかい!スプーンに本田翼を映しても夏子にはなれへんよ!」
って永遠にミルクボーイにdisられる夢を見た。
今日は悪夢しか見ない…
全く眠れない…



